
次に貴重なお米を紹介・・・
「自然循環型農法」

そして、珈琲。
世界中の珈琲豆を。
竹尾茶業は家族でお茶を作っているお茶農家。鈴鹿山脈のふもと、三重県芸濃町で1993年から科学的に合成された農薬・肥料を使わず有機栽培に取り組んでいます。2000年には有機JASの認定も所得。その有機栽培技術は20年にも及び、他の追随を許しません。
三重県は静岡県についでお茶の生産量全国第2位。
ぴかぴか・もちもち・つやつや。

手作りの数々・・・・

たとえば、ベーコン。月ノ輪はお肉も安心な純国産にこだわります。その豚ばら肉を一昼夜塩漬けし、塩抜き後さらにピックル液に3〜5日(季節により変わります)漬けて熟成。その後自ら採ってくる山桜のチップと手作り燻製器で6〜8時間かけて造ります。そんな手間を惜しまないのは市販品の調味液に漬けただけの燻製と言えない物とは明らかに違う、本物の美味しさをお客様に提供したいからです。
お魚は20数年在籍した築地から天然ものを取り寄せ。その魚をおろし、一枚一枚味噌漬けや漬け込みにと丁寧に仕事をしています。

昔ながらの安心・安全な伝統製法の調味料の数々・・
月ノ輪では、調味料にもこだわっています。醤油は全国一の古来の醸造方式で有名な小豆島・丸島醤油の丸大豆・生醤油。マクロビの提唱者・桜沢如一氏の惚れ込んだ醸造所です。主に冬場の「けんちん汁」に使っています。薄口醤油は全国屈指の味に定評のある松本の大久保醸造店。みりんは狭山・味の一醸造所の「味の母」。酢は全国の料亭御用達・京都の村山酢(ちどり酢)。塩は沖縄のクース及び小笠原の天然塩並びに能登や新潟の天然塩。昆布は利尻や根室・釧路産を用途に応じて・・・。以上、添加物等の入らない昔ながらの製造方式の数々を取り寄せしております。
白和え等の大豆は滋賀県の篤農家の無農薬栽培品、黒大豆・虎豆・貝豆・うずらまめ・小豆等は北海道・洞爺湖近郊の知的障害者応援施設「たっかーむ」農場の有機栽培品です。
初夏〜秋までのお味噌汁は開店以来、釜飯の炊き上がりに合わせお味噌を入れて一杯ずつ季節のお味噌汁の出来たてをお出ししています。そのお味噌も無農薬栽培の大豆とお米を取り寄せ、毎年100kg以上を春に機械を使わず手作業ですり鉢でつぶして(機械で切らず、すりつぶすのが本来の作り方)お店の休みのたびに1〜2ヶ月に分けて作ったお味噌です。もちろん同分量の麹も自宅で手作りした物で昔ながらの真の健康発酵食品です。ずっと毎日飲んでる店主は病気知らず?です。
秋〜春は当店の名物・「けんちん汁」の登場です。寒いときの釜飯にとても良く合います。近年は月ノ輪畑の里芋も栽培面積を伸ばし沢山使えるようになりました。およそ年内分はじゅうぶんに・・・。その後は飯田の農家の山の中のむろから送ってもらいます。大根・人参・青菜も畑からその日の分を収穫。雪が降る前に貯蔵もします。本場・鎌倉の建長寺方面のけんちん汁より遥かに美味しいと自負しております。その秘密は、九州のアゴだし(飛魚)、数種類の昆布だし、わたも頭も取る煮干、香り立つ削り節に有機野菜の味が絶妙にとけだす豊かな味わいにあります。
